高専は内申点が低くても関係なく学力で合格できる【内申点34でも高専に合格した実体験】

高専は内申点が低くても関係なく学力で合格できる【内申点34でも高専に合格した実体験】

2021年10月5日

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高専受験って、内申点大事だよね。
オール4とか5、平均4.5とかじゃないとダメですよね。

高専受験は内申点が低くても、学力試験でチャンスがあります。僕は中学3年生の1学期時点で内申点の合計が34でしたが明石高専に合格しました。

高専受験は推薦と学力の2種類で、学力は内申点の影響が少ない。当日のテストでどれだけ点数が取れるかが合否を分けます。

この記事では高専受験での内申点がどのように影響するのかを解説します。

高専は内申点が低くても関係なく学力で合格できる

高専入試で内申点が占める割合は?

高専受験は、内申点が低くても学力入試で点数を取れば合格できます。

  • 内申点の計算方法は高専ごとに違う
  • 内申点が低いなら学力入試で合格しよう

内申点が低いなら、推薦もチャレンジしつつ、全力で学力試験の対策をしましょう。

高専ごとに内申点の計算方法が違う

各高専によって、『内申点』を点数化の方法が少しずつ変わります。

例えば、東京高専だったらこんな感じ

  1. 推薦入試の場合
    • 数学・理科・英語は1.8倍、その他は1.3倍、資格(英検など)4点 合計70点
  2. 学力入試の場合
    • 各教科の内申点の数字を0.6倍して、5教科は1.2倍、その他はそのまま 合計30点

明石高専は明確に開示していない

明石高専は以下のように合計点のみ表示しています。

  1. 推薦入試の場合
    • 調査書982点+グループワーク18点
  2. 学力入試の場合
    • 調査書270点+学力検査600点

学力入試の場合、当日のテストの点数が重要です。

内申点が低いなら学力入試で合格を目指そう

どこの高専も推薦入試は内申点重視。

でも、学力入試なら内申点は3割ほどしか点数になりません。

僕は推薦入試と学力入試の両方を受験しましたが、もちろん推薦入試は落ちました。

当日の学力入試では9割以上取りましたので内申点が平均くらいでも学力入試を頑張れば合格できます。

特に、明石高専では、『学力検査及び調査書を総合して行う』と書いてありますので、とりあえず点数が取れればチャンスがあるといった具合ですね。

高専を受験することにデメリットなし

学力入試なら内申点が低くてもチャンスはあります。

悩んでいるなら学力入試で受験してみてはどうでしょうか?

ちなみに、高専を受験しても、私立・公立高校は普通に受験できるのでデメリットはありません。

受験回数が増えるので、チャレンジする価値はありますね。

高専は内申点が低くても学力試験で合格できます

高専入試は内申点が低くても合格できます

内申点が低くても当日のテストで点数が取れれば合格できます。

  • 高専の学力入試で内申点が占める割合は3割程度
  • 学力入試で点数を取るためには過去問を周回する

高専の学力入試で内申点が占める割合は3割程度です。

高専受験は内申点に関係なく学力で挽回できる理由

高専の学力入試では、内申点が占める割合が少ないからです。

高専入試は全国で共通ですが、各高専によって配点が違います。

例えば東京高専ならこんな感じ

  • 数学・国語・理科・英語の点数の合計が70点になるように調整する(0.14倍する)
    1. 数学の場合(2倍する) 点数×0.14×2倍=28点
    2. その他の教科(そのまま) 点数×0.14=14点(3教科で42点)

明石高専ならこんな感じ

  • 数学・英語・理科・国語・社会の5教科で
    1. 数学と英語 1.5倍(150点に換算、2教科で合計300点)
    2. その他の教科 そのまま(100点が3教科で合計300点)

各高専が重要視する教科で点数を取れば3割の内申点をカバーできる

このように、各高専で違いはありますが、『数学・英語・理科』で点数を取れば得点が1.5倍〜2倍になるので内申点の3割くらいはカバーできます。

僕の場合は学力入試で9割ほど取りました。(明石高専は自分の点数は教えてくれました。)

高専入試は学力で点数が取れれば、内申点が低くても合格することができます。

高専の学力入試で点数を取るために赤本を周回しよう

高専入試のコツは『問題の解き方』を覚えることです。

ちなみに高専入試の過去問は『赤本』1択です。

高専入試の過去問で赤本が1番おすすめな理由はこちらで詳しく解説しています。
>>高専の過去問は赤本がおすすめです【高専受験対策のキホン】

高専入試対策の基本は赤本を解いて問題の解き方を覚えること

僕が受験生の時は内申点が42以上ないと合格できないと言われていたので、学力入試対策は必死にやりました。

毎日、赤本を解いて、問題の解き方を覚えていきました。

赤本だけじゃなく、数学・理科・英語は難関高校入試用の問題集もプラスで解いていました。

問題の解き方を覚えるとは?

簡単にいうと、『正しい手順で問題が解けるようになる』です。

例えば、数学の図形の問題だとこんなん感じです。

  1. 図の中のわかる情報を全て書く
  2. 問題文を読む
  3. 図形の合同や相似を見つける
  4. わかる情報を追記する

問題をたくさん解いていくと『図の中のわかる情報』がすぐに見つかるようになります。

英語の長文問題ならこうです。

  1. 先に問題文を読む
  2. 長文を読みながら問題文に関係がありそうなところに印をつける
  3. 過去形・現在形・未来形などに気をつけながら問題に答えていく

英語の長文も読めば読むほど、スピードも上がりますし、問題の正答率も上がっていきます。

まとめ:高専は内申点が低くても関係なく合格を目指せる

高専入試は内申点が低いで諦めてはいけない

内申点が低くても高専入試にチャレンジしましょう。

学力入試で受験する高専の重点科目で点数が取れれば内申点の低さはカバーできます。

内申点が低くても高専入試にチャレンジしましょう。チャレンジすれば合格できるかもしれないからですね。チャレンジしなければ高専に入学できる可能性は0%になってしまいます。

受験する高専が重点視する教科を中心に対策していこう

高専入試の選抜基準は各高専によって多少違いますが、学力入試なら内申点が高くなくても合格できる可能性はあります。赤本を解いて高専入試対策をしていきましょう。

赤本を何周も解いて『問題の解き方』を覚えて高専入試対策をしましょう。具体的な方法は『高専の過去問は赤本がおすすめです【高専受験対策のキホン】』で解説しています。

高専入試対策のための参考記事

高専入試のための参考記事をまとめました。高専入試は普通高校の入試と違って、わからないことがたくさんあると思います。

高専入試対策において『どうやって対策するのか?』『どの過去問がいいのか?』『どれくらいやればいいのか?』などの基礎知識をまとめています。

高専入試の受験対策を始める前にさっと読んでおくだけで効率よく高専入試対策ができるようになるはずです。

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