高専って母子家庭でもいけるのかな?
やっぱり学費のことで心配かけたくないなぁ・・・。
高専には学費を免除・減額する制度、また、学費に関する支援金の制度もあります。
経済的な問題で高専への進学をためらっている方に、高専の学費とさまざまな支援制度を解説します。
この記事の内容
高専は母子家庭でも諦めなくていい
高専の学費を支払えるか不安な場合、さまざまな支援制度が使える可能性があります。
すみません。必ず支援制度が使えるわけではありません。
詳しくはこちらのサイトの『奨学金・授業料免除』の欄の灰色のボタンをクリックすると各高専の支援制度を見ることができます。
高専の学費はこんな感じ
高専の学費と高校、大学の学費をざっくり比較しています。
高専は僕の母校(明石高専)の2021年度の情報
高校はこちらのサイトを参考にしました。
大学はこちらのサイトを参考にしました。
項目 | 高専(5年間) | 公立高校(3年間) | 公立大学(4年間) |
入学料 | 84,600円 | 5,650 | 393,618 |
授業料(年額) | 234,600円 | 25,358 | 538,633 |
後援会・学生会 入会費 | 17,000円 | - | - |
後援会 学生会 会費(年額) | 30,800円 | - | - |
教科書・教材代 | 48,000~110,000円 | 約3〜5万円 | - |
制服・運動服等 | 38,000円 | 約7〜11万円 | - |
学校給付金 | 約5.5万円 | ||
その他(旅行積立など) | - | 約4万円 | |
1年目にかかるお金 | 約45万円 | - | 932,251 |
年間にかかるお金 | 約35万円 | 約26万円 | 538,633 |
合計 | 約185万円 | 約80万円 | 約255万円 |
高校+大学に行くより、高専に行くほうが安いですね。
高専を目指せる学力があるのにお金のことで進路を諦めるのはもったいない。
高校⇨大学に行くよりも高専の方がトータルの学費も安いし、いい企業に就職できますよ。
高専の学費に関する支援制度
こちらのサイトの『奨学金・授業料免除』の欄の灰色のボタンをクリックすると各高専の支援制度を見ることができます。
僕の母校(明石高専)では必ず使えるわけではありませんが、例えばこんな支援制度があります。
入学料 | ①入学金の免除または減額 ②徴収猶予 |
高等学校等就学支援金 | 学校が学生本人に代わって国から就学支援金を受取り、授業料に充当し、家庭の教育費負担を軽減するもの |
高校生等奨学給付金(奨学のための給付金) | 平成26年4月以降に高等学校等(1~3年生)に入学する生徒のいる世帯のうち,一定の要件を満たす世帯を対象として,授業料以外の教育費負担を軽減するため,世帯区分に応じて,奨学給付金を支給することにより,高校生等の修学を支援する制度 |
入学を検討している場合は、各高専に、各種支援制度が利用できるかを問い合わせることをおすすめします。
ちなみに、どの制度も『学業成績が優秀』であることが求められます。
高専での効率の良い勉強の方法は『高専の勉強についていけないなら【過去問を使おう】』で解説しています。
高専は母子家庭でもチャンスがあります
高専を目指せるだけの学力がありながら『母子家庭』という理由だけで進学を諦めるのはもったいないです。
高専は就職率100%で有名な企業への就職のチャンスもあります。
高校⇨大学に進学するよりも学費が安い高専への進学をおすすめします。
学費等が心配であれば、こちらのサイトから各高専の『奨学金・授業料免除』のボタンからどのような支援制度があるのか確認していただくか、直接、各高専の代表回線に問い合わせていただくことをおすすめします。
高専の入試対策はこちらでまとめています