高専受験の参考書はどれを買えばいいの?
参考書の選び方と対策方法を教えてください。
高専受験にオススメの参考書(問題集)は以下の3つ。ですが、全て買わなくてOK。
高専受験で大切なことは、『高専の入試問題に慣れること』です。そのためには赤本(過去問題集)が最も効率がいい。
内申点の合計が34で明石高専に学力で合格した僕が、『高専受験にオススメの参考書』について解説します。
目次
高専受験におすすめの参考書・問題集3選
あれもこれもいっぱい買っても意味がありません。最初に買うべき参考書は赤本1択。
高専受験におすすめの問題集は赤本(過去問)
高専受験の王道は過去問で勉強することです。
なぜなら、高専入試は『高専スタイルの問題に慣れた人が合格する』からです。
僕自身も、この赤本を何周もして明石高専に合格しました。ですので、赤本を使うことをおすすめします。
赤本(高校別受験対策シリーズ)とは?
赤本(高校別受験対策シリーズ)は英俊社が1974年から発行している過去問題集です。つまり、最も歴史のある過去問題集であり、最も信頼できる過去問題集です。
『例年、この問題出てるから理解しよう。』とか、『ここ数年、この問題出てないから今年出るかも』みたいな傾向対策があって、僕の受験時はその通りになりました。
50年近くも受験対策の書籍を発行している実績から入試問題の出題と傾向対策もバッチリです。
赤本を使った具体的な勉強の方法を知りたい方は『高専に受かるには赤本を解こう【明石高専に合格した実体験から解説】』で解説してます。
高専の入試対策におすすめの参考書は数学と英語
高専の入試対策で重要なのは、数学、英語です。
この科目は高専受験で配点が高い(または、優遇)されているからです。
ですので、数学と英語を対策するために追加で問題集を購入すべきです。
高専受験では数学と英語の点数が重要
数学、英語の点数の重要性について具体例をみながら解説します。基本的にどこの高専でも同じと考えてください。
僕の母校である、明石高専からの引用です。
「学力選抜」は、学力検査(理科、英語、数学、国語、社会)および調査書を総合して行います。学力検査問題には全国高専の共通問題を使用しますが、本校では英語と数学の2教科に重みをかけて、それらの配点を150点、他の3教科を100点としています。
http://www.akashi.ac.jp/admissions/qa.html
つまり、英語と数学は満点が150点になります。
1つあたりの点数が1.5倍になるということです。
具体例を見てみましょう
全てのテストが100点満点だったと仮定して、以下の2人を比べてみましょう。
つまり、合計点はA君の方が高いです。
ですが、高専受験で数学と理科が1.5倍の場合は以下の通り。
つまり、B君の方が高い点数をとったことになります。
つまり、高専受験では、『優遇されている科目』で点数を取る方がいいということがわかります。
受験する高専が優遇している科目の問題集を追加購入しよう
基本的に数学と英語。高専によっては理科を優遇しています。基本的に赤本で十分ですが、数学と英語は追加の問題集を買っておくのがいい。
僕自身は、以下の問題集を買って高専受験対策しました。
高専受験:数学のオススメ問題集
高専の数学問題ってちょっと特殊で、グラフと図形の融合だったりするので、コツがいります。ですので、こういう問題集で経験を補足しておくのがベター。
高専受験:英語のオススメ問題集
また、『英語の長文はどれだけの種類の長文を読んだか?』で差がつきます。いろんな種類の長文を読みつつ、英語の長文問題の実力をアップしましょう。
まとめ:高専受験におすすめの参考書・問題集3選
高専受験のオススメの参考書は以下の3つ
高専受験では『問題の種類』と『その解き方』を多く覚えている(解いたことがある)人が有利です。
高専受験で大切なことは、『高専の入試問題に慣れること』です。赤本を何周もして対策しましょう。
具体的な高専入試対策は、『高専に受かるには赤本を解こう【明石高専に合格した実体験から解説】』で解説しています。
また、優遇されている数学と英語は、追加で問題集を購入して力をつけておくと合格率が上がるはずです。