高専の受験勉強っていつから始めたらいいの?
今からだったらもう遅いかな?
高専の受験勉強は中学3年生の夏休みから始めても遅くありません。
理由は次の3つ
本記事を書いている僕も中学3年生の夏休みから明石高専の受験勉強を始めて学力選抜で合格しました。
内申点の合計が34だった僕でも合格できたのは受験勉強を始めるタイミングと方法がベストだったからです。
高専の受験勉強は中学3年生の夏休みから始めて、過去問をどれくらいやり込めるかが重要です。
今回は、高専の受験勉強を始めるべきタイミングや、勉強方法、何を使って勉強すべきかを解説してきます。
この記事を読み終えると、高専の受験勉強を始めるベストなタイミングを知ることができ、どのように勉強すべきかがわかります。
目次
高専の受験勉強は3年生の夏休みからでも間に合う
高専の受験勉強は中学3年生の夏休みからでも間に合います。むしろ中学3年生から始める方が効果的です。
高専の受験勉強は6ヶ月くらいで完結するように進めるのが理想です。
高専入試の出題範囲は中学3年生の内容が含まれる
中学3年生よりも前に始めても『まだ習っていない』ことがたくさんあります。
そのため、『知らない内容を勉強する→受験勉強をする』というムダが発生します。
高専の受験対策では、中学3年生の夏休みまでは学校の授業で学んでおく方がシンプルな受験対策ができます。
中学3年生の夏休み期間で過去問をやり込む必要があるから
高専の受験対策の基本は過去問を徹底的にやり込むこと。
高専の入試問題は解き方にクセがあるものが多く、最初は苦戦するはずです。
なので、夏休みという勉強時間がしっかり確保できる期間に過去問をやり込む必要があります。
高専の受験勉強は、学校の授業や部活と並行すると挫折につながります。
夏休み期間でしっかりと過去問をやりこんでいきましょう。
勉強期間が長すぎるとモチベが下がるから
高専の受験勉強は夏休みから2月くらいの6ヶ月間くらいがちょうどいいです。あまり長すぎると、だらけてしまいます。
長すぎてもダメ。短すぎるのもダメ。なので、中学3年生の夏休みから始めましょう。
夏休みのオープンキャンバスで本当に高専に行きたいか見極めよう
高専では夏休み期間にオープンキャンバスを行っています。
こういったことを考えるためにもぜひ、オープンキャンバスにいきましょう。
オープンキャンバスに行くことで、受験勉強のモチベも上がるはずです。
高専の受験勉強を中学3年生の夏休みから始めると、勉強時間がしっかりと確保されて、長すぎず短すぎずのモチベが維持できる期間で受験対策ができます。
高専の受験勉強は過去問を使おう
高専の受験勉強に使うものは、過去問だけでOKです。
いろんな参考書をたくさん買うよりも過去問で勉強した方が安いし早いからです。
『あれもこれも買って、結局どれも中途半端にしかできなかった』
みたいなことにならないために、高専の過去問で勉強しましょう。
僕も過去問で高専の受験対策して、合格できました!
高専受験で優先して対策するのは数学と英語
多くの高専で、数学と英語の配点は高く設定されています。
僕の母校、明石高専では数学と英語だけ100点満点に1.5倍されて150点満点になっています。
優遇されている教科で点数を取れないと合格できない
簡単な例で考えてみましょう。5教科で100点満点のテストでした。
数学 | 英語 | 理科 | 国語 | 社会 | |
---|---|---|---|---|---|
A君 | 80点 | 80点 | 80点 | 80点 | 80点 |
B君 | 95点 | 95点 | 70点 | 65点 | 65点 |
この場合、A君の合計400点(平均80点)、B君の合計385点(平均77点)です。
このままでは、A君の方が高い点数ですが、明石高専では数学と英語が1.5倍されます。そうなると以下の通り。
数学 | 英語 | 理科 | 国語 | 社会 | |
---|---|---|---|---|---|
A君 | 120点 | 120点 | 80点 | 80点 | 80点 |
B君 | 142.5点 | 142.5点 | 70点 | 65点 | 65点 |
この場合の合計は、A君の合計480点、B君の合計485点となって、B君の方が高い点数になります。
なので、受験する高専で優遇されている科目で点数を取ることが合格への近道になります。
高専の受験勉強のスケジュール目安
では、中学3年生の夏休みから、どうやって高専の受験対策を進めていくのか?について解説します。
大まかなスケジュールは以下の通りです。
先ほど、高専の受験対策は過去問で十分と言いました。
しかし、過去問も余裕に解けるようになれば、数学と英語は追加の問題集を購入して解いてみるのもオススメです。
それぞれの詳しいスケジュールについて解説します。
3年生の夏休み:過去問を5年分解いてみる
夏休みの期間に高専の過去問を5年分やりきりましょう。
高専の受験対策はやり始めが1番しんどいです。
『できない』『解けない』『わからない』は当たり前。
答えを見てもいいので過去問を最後までやって見ましょう。
3年生の2学期:過去問を解く→間違いなおしを繰り返す
夏休み中に過去問を1周すれば、なんとなく解き方がわかってくるはずです。
ですが、学校の授業・部活・宿題などと高専の受験対策を両立するのは正直シンドイ・・・。
2週間で1年分を終わらせるくらいのスケジュールでもいいのでどんどん解いていきましょう。
この時、間違えた問題や解けなかった問題には必ず印をつけてやり直しましょう。
高専受験はコツコツと積み上げるイメージ。解けない問題を1つずつ潰していきましょう。
3年生の冬休み:数学と英語の問題集を追加で解く
高専の過去問も余裕になってきたら、追加で問題集を解きましょう。
過去問でよく間違えた問題や解けなかった問題の問題集を買うのがオススメです。
高専入試の直前:過去問の間違えた問題を中心に解き直す
高専入試の直前で追い込みたい気持ちもわかります。
ですが、体調優先。しっかりと食事をとって、睡眠時間を確保すべき。
過去問の苦手だった問題や間違えた問題を中心に解きつつ、数学の図形問題や、英単語を覚えたりするのがオススメです。
まとめ:高専の受験勉強は中学3年生の夏休みから始めるべき
『高専の受験勉強はいつから始めたらいいのか』について解説しました。
高専の受験対策は中学3年生の夏休みから始めましょう。
高専の受験対策では、どれくらい過去問をやりこんで、苦手をなくしていったか?が重要です。
最初は『わからない』『解けない』が当たり前なので、夏休み期間を使って徹底的に過去問をやり込みましょう。
具体的な勉強方法は『高専入試の勉強方法は過去問を解くこと【高専の受験勉強法を解説】』で解説しています。