高専は寮に入った方がいいのか、それとも、通学した方がいいのか。
どっちの方がいいんですか?
家から高専までが1時間くらいで通学できるなら通学した方がいいと思います。
明石高専へ家から5年間通学した僕の実体験と寮に入った友人の話から解説します。
この記事の内容
目次
高専の寮に入るより通学した方がよかった
僕は明石高専に5年間、家から通学しました。
通学時間は1時間ほど。1時限目に間に合うためには7:30amくらいに家を出ていました。
高専は9:00から授業開始なのでそんなに早起きって感じではなかったですね。
僕は集団生活が少し苦手でした
僕は集団生活が少し苦手です。
やっぱり寮って共同生活になるので、お風呂や洗濯機とかって共有になります。
正直、共有って言うのはちょっと・・・
生活してれば慣れるかもしれませんが、僕はちょっとそういうの苦手です。
ちなみに、いろんな記事を見てみると『靴下が片方無くなった』とかよくあるみたいですね。
高専の寮費と通学定期代を比較して決めるのもアリです
僕の通っていた明石高専の寮費はこんな感じ。(引用元はこちら)
項目 | ひとり部屋 | 複数人部屋 |
寄宿料 | 800円 | 700円 |
光熱費 | 9,500円 | 9,500円 |
食費 | 約36,000円 | 約36,000円 |
合計 | 約46,300円 | 約46,200円 |
食費は1日1,080円で計算されているので日数によって多少の差はあるようです。
僕の場合は圧倒的に通学する方(電車の定期代)が安かったです。
高専在学中に寮生から聞いた話
僕は寮に入らなかったので寮での生活は体験していませんが、在学中に寮生からたくさん話を聞きました。
その上で、『やっぱり、通学しててよかった』と思いました。
寮生からの話をまとめるとこんな感じ
- ご飯はとりあえず、美味しくない
- 時間に厳しい
- 過去問は簡単に手に入る
ご飯が美味しくないのはツラいですね。時間に厳しいのは集団生活なので仕方のないことだと思います。
メリットとしては過去問が手に入りやすいってことですね。
ちなみに、高専生活ではテスト前に過去問を持っている人が人気者になれます。
詳しくはこちらの『高専の勉強についていけないなら【過去問を使おう】』で解説しています。
寮生って代々受け継いでいる過去問があって集める手間がないのでテスト勉強が効率的なんですよね。
でも、通学生でも過去問を集めることはできるのでメリットと言えるのか微妙ですね。
僕は通学した方が自由な時間は多いと感じました
明石高専は高専の中でもトップクラスに立地がいいので他の高専と比較はできませんが、僕はやっぱり通学した方が自由な時間は多いと思います。
寮生は外で食事・外泊に申請が必要だったり、門限には寮に帰らないといけないとか・・・
本当に高専の中だけで生活するなら快適だと思いますが、高専外に出るために自由がないですよね。
あと、バイトもやりづらいですよね。(高学年からですが)
通学していると高専から帰る途中でバイト先探したりできるのでバイトの幅も広がりますよね。
なので、僕は通学した方が自由があると思います。
高専の寮に入るより通学した方が自由は大きい
僕は通学に1時間ほどだったので通学した方が経済的にも時間的にもメリットが大きかったです。
もちろん、通学が困難な距離から高専に入学した人は寮に入る方がいいと思います。
ちなみに僕だったら通学にかかる時間が2時間までだったら通学を選びます。