地震や津波、土砂災害など、自然災害の多い日本。あなたは自然災害への対策ができていますか?自分の住んでいる家や職場はどのような自然災害に遭う確率が高いのか知っていますか?南海トラフ地震は30年以内に70%以上の確率で起こると言われています。自然災害はいつ・どこで起こるか誰にも分かりません。ハザードマップを見て、自分の身の回りで起きるかもしれない自然災害を確認して、いまから自然災害に備えていきましょう。
- ハザードマップって何?
- 住んでいる地域のハザードマップの見方
目次
自然災害とは
自然災害の種類
自然災害は大きく4種類に分けられます。
- 地震災害:地面に関する災害(地震、津波、液状化現象)
- 火山災害:火山活動に伴う災害(火山の噴火など)
- 気象災害:天候に関する災害(台風、大雨、洪水など)
- 土砂災害:主に山に関する災害(土石流、地滑り)
自然災害といっても多くの種類がありますね。
最近ではゲリラ豪雨も大きな自然災害の一つになりましたね。
【自然災害の詳しい解説はこちら】
自然災害は予測が難しいのも特徴です。また、どこでも起きるのも特徴です。
そして、自然災害は大きな力を持っています。自然災害に日頃から備えておくのも大事なことです。
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自然災害の2次被害
自然災害が起こると2次的な被害も起こります。
- 電気・ガス・水道などのライフラインの寸断
- 道路の寸断や橋の崩壊
水道が使えないとなるとトイレも使えませんね。
自然災害が起きるとお皿を洗ったり、トイレを流すなど当たり前のことができなくなります。
1年に一回は必ず、防災グッズを確認しておきましょう。
- 非常用持ち出し袋
- 飲料水
- 携帯トイレ
- 携帯ラジオ
防災グッズは命を守る道具になります。必ず確認しておきましょう。
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ハザードマップとは
ハザードマップに書いてあるもの
ハザードマップには土砂災害が起こる危険性のある場所や、どれくらいの大きさの津波が来るのかなどが地図上に記載されています。ハザードマップは県や市町村のホームページに記載されています。
まずは、『ハザードマップ+(あなたの住んでいる地域)』で検索してみよう
国土交通省のサイトからあなたの街のハザードマップを見ることもできます。
ハザードマップの見方(具体例)
ハザードマップの見方をご紹介します。具体的な例として、私が住んでいる兵庫県で見ていきましょう。
兵庫県にはCGハザードマップというサイトがあります。
南海トラフ地震で大きな被害が想定されいる淡路島を見てみましょう。
地図から南あわじ市をクリックします。
災害の種類から津波をクリックします。
右下の地図の中の赤い枠をハザードマップが見たい地域まで動かします。(南あわじ市福良にしました。)
左側の凡例と見比べるとどれくらいの津波が来るのかが分かります。
地震が起きたらハザードマップに色の塗られていない高台まで逃げましょう。
ハザードマップの見方(応用)
兵庫県のCGハザードマップと同じようにあなたのお住まいの都道府県のサイトにハザードマップがアップロードされていると思います。見方は兵庫県のCGハザードマップと同様です。あなたの住んでいる地域のハザードマップが何色かを見ると津波の高さや土砂災害が起こりそうな場所を調べることができます。ハザードマップを見てあなたの街の危険なポイントを把握しましょう。
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ハザードマップを見て防災意識を高めよう
身の回りの危険な場所を知ろう
ハザードマップを見ることであなたの身の回りの危険なポイントが分かります。
また、避難所も記載されていることが多いです。
自然災害が起きたときにどのように避難するか、前もって考えておきましょう。
家族や親族とどこに避難するかを事前に相談しておくと安否確認がスムーズにできます。
あなたの家や職場から避難所までを実際に歩いてみることをお勧めします。
避難の予行演習になりますし、落ち着いて避難する練習にもなります。
自然災害に備えよう
自然災害が起こるとガスや電気、水道などのライフラインが使えなくなります。
非常持ち出し袋や食糧、ラジオ、携帯トイレなどは今から準備していきましょう。
ハザードマップを見て自然災害に備えるまとめ
ハザードマップを見るとあなたの住んでいる地域の危険なポイントを知ることができます。
津波や土砂崩れ、洪水はいつあなたを襲うか分かりません。
いつ、その時がきてもいいように、日頃から準備をしておきましょう。
『備えあれば憂いなし』
日頃から防災について家族と話し合い、食糧や飲料水、ラジオなど防災グッズの準備をしておきましょう!
防災グッズは1年に一度は見直して、使えるかどうか、賞味期限は過ぎていないかチェックしましょう!
以上、土木ブロガーとたん(@act_ik)でした。