地震って怖いね。
でも、地震って何で起こるの?
地震が起きた時どうしたらいいの?
地震が起こるメカニズムと地震が起きた時に取るべき行動をみてみましょう
- 地震が起こるメカニズム
- 地震が起こったらどうしたらいいのか
- 南海トラフ地震って何?
目次
地震とは
なぜ、地震が起こるのか
地球はキャベツのように複数の大きなプレート(岩の層)が重なって覆われています。そのプレートはそれぞれが1年間に数cmずつ動いています。地震はそのプレートが元の位置に戻ろうとする時や、プレートが壊れた時です。
図のように地球を覆うプレートは押したり引っ張られたりして、毎日少しずつ歪んでいます。
この歪みに耐えきれなくなったときに、地震が起こるのです。
地震とはプレートの動きで起こります。
まさに、『堪忍袋の緒が切れた』状態ですね。
日本で地震が多いのはなぜ?
日本はなぜ地震が多いのでしょうか?それは日本が4つのプレートに囲まれているからです。
- ユーラシアプレート
- 北米プレート
- フィリピン海プレート
- 太平洋プレート
このように、日本は4つのプレートに囲まれている(プレートが縦断している)ため多くの地震が起きやすい環境にあると言えます。
日本は4つのプレートに囲まれた特殊な国と言えますね。
地震が起きたらどうしたらいいのか
地震が起きたらどういう行動をとるべきでしょうか?
まず、避難経路の確保、高台に逃げるなど第一に身を守る行動をとってください。
地震が発生したとき、被害を最小限におさえるには、一人ひとりがあわてずに適切な行動をすることが極めて重要です。そのためには、みなさんが地震について関心を持ち、 いざというときに落ちついて行動できるよう、日頃から地震の際の正しい心構えを身につけておくことが大切です。
消防庁 地震防災マニュアル ー震災対策啓発資料ー
消防庁のサイトにどういう行動をするべきかマニュアルがあります。
家族や友人と地震が起きたときの避難経路や集合場所など
確認してみてはいかがでしょうか?
地震で起こる二次被害
地震で起こる建物の倒壊や道路の寸断などの直接的な被害のほかに、火災・津波・地盤の液状化現象などが挙げられます。特に、地震が収まった直後は火災に注意してください。
日頃からできる地震への備え
地震はいつ起こるかわからないので、日頃から備えておくことが大事です。
- 食糧・飲料の備蓄
- 非常用持ち出し袋の準備
- 家具の置き方の工夫
- 家族の避難経路や避難場所の確認
- 家族との安否確認方法の確認
南海トラフ地震とは
南海トラフとは
トラフとは海底6000mの深さにあるにある細長い盆地のような地形を言います。
南海トラフはフィリピン海プレートにあり、静岡県から四国の南までを通るトラフのことです。
南海トラフでは約100~200年の間隔で大地震が発生しています。
南海トラフ地震で予測される被害
南海トラフ地震が起こると日本各地で激しい揺れとともに、沿岸部では最大30mの津波が襲ってくると想定されています。また、30万人以上の方が亡くなり、238万棟の建物が倒壊すると言われています。さらに国の予算の2倍以上に当たる約220兆円以上の経済的な被害も起こると想定されています。
地震が起こるメカニズムと地震の対策まとめ
地震が起こるメカニズムはプレートの移動による歪みが耐えきれなくなったときです。それがいつかは誰も知ることができません。普段から、非常用持ち出し袋や飲料水を用意し、避難場所や避難経路を確認しておきましょう。『いざ』というときに慌てず行動できるように、日頃からの防災意識の向上が大切です。
ご自宅の防災グッズを確認しましょう!
以上、土木ブロガーとたん(@act_ik)でした。