そろそろ、マイホームを買いたいけどやっぱり新築と中古どっちがいいのかなー?
私は、築15年の中古物件を買いましたよ。
中古物件にもメリットがたくさんあります。
この記事でわかること
- 新築と中古のメリット・デメリット
- それでも、中古がおトクな理由
目次
新築の住宅のメリットとデメリット
新築のメリット
- 新しい家に住める
- 自分の好きな間取りにできる
- 床や壁を自分の好きな材料・色にできる
夢のマイホーム。自分好みにアレンジしたいですよね。
しかし、次のことを考えてみてください。
新築のデメリット
- 住宅の価格が高い
- 駅の近くや便利な場所は土地が高い
- 周囲の環境など、実際の住み心地がわからない
- 近隣にどんな人が住んでいるかわからない
それでは、一つずつ解説していきますね。
新築のデメリット①住宅の価格が高くなる
ネットで、『1000万円で家が建つ』って書いてあったよ?
『家が建つ』だけなんですよ。
家を建てるためには、住宅建築にかかる費用以外にも次のようなお金が必要です。
- 建物本体の建設にかかる費用:全体の費用の75%くらい
- 建物に付随する設備にかかる費用:全体の費用の15%くらい
- 登記などの手数料や税金、引越しなどの費用:全体の費用の10%くらい
家を買うためには、【家を建てるお金】+【土地の値段】+【諸費用】がかかります。
いろいろ、お金が必要ですね。
家を建てた後の引っ越し費用も貯めておかないといけません。
新築のデメリット②人気の土地は高い
マイホームを考えるときに重要なのが土地選びです。
- 人気の校区
- 駅から近い
- 近くに大きな公園がある
- 大きなショッピングモールがある
こういうところって土地の値段がめっちゃ高いです。
土地選びは子どもの教育にとっても重要なポイントです。
しかし、人気の土地に住むために住宅の値段を下げて不便な家になってしまっては、本末転倒ですよね。
月々の住宅ローンの支払額が大きくなると、お金の不安もついてきますし・・・
新築のデメリット③実際の住み心地がわからない
新築した場合、建築会社などからシミュレーションを見せてもらうことがあると思いますが、日光の入りかたやエアコンの効率、照明の数など実際に住んでみないとわからないことがたくさんあります。
図面は平面なので、見ただけで立体感をもってイメージするのは難しいですよね。
実際に建ててみないとわからないことがたくさんあります。
新築のデメリット④ご近所さんがどんな人かわからない
分譲地に家を建てた場合、ご近所さんにどんな人が来るかわかりません。
住んでみないとわからないだけに、ご近所付き合いは特に気を使いますよね。
こんなトラブルがあるかも・・・
- ご近所さんのピアノがうるさい
- 隣の人が夜勤で夜中に電気がついていたり、早朝に生活音がする
- バイクが趣味のご近所さんがいて、エンジン音がうるさい
これらのトラブルはできるだけ避けたいものです。
でも、分譲地に新しく家を建てたら、どんな人が来るかわかりません。
『隣の人ガチャ』大外れだったら、ずーっと向き合わないといけません。
中古住宅の5つのメリット
私が実際に住んでいる中古物件のメリットを一緒に見ていきましょう。
中古住宅のメリット①購入の費用を抑えられる
中古住宅のメリットのひとつは価格の安さです。
安い家ってどうなの?
ただ安い家じゃなくて、こんなおトク物件もありますよ。
- 注文住宅でこだわり素材で建てられている家
- 人気の校区に立っている家
- リフォーム済みの家
リフォーム済みの家は、内装が新しいので新築と変わらない家もあります。
私は築15年の家を買いましたが、リフォームしてあったのでそんなに古く感じませんでしたよ!
中古物件の中には、このように値段の割りにおトクな物件がたくさんあります。
中古住宅のメリット②安い費用で人気の土地に住める
いい家に住む < 住みやすい土地に住む
これ、本当におすすめします。
家は一生の買い物です。
いい家に住めても時が建てば古くなります。
しかし、住む環境は一生変わらない。
あなたの理想の土地はどんな場所でしょうか?一生住んでいく住環境はとても大事です。
また、子供の教育のためも少しでもいい場所を選びたいものですね。
中古住宅のメリット③生活環境を確かめることができる
実際の生活環境がチェックできるっていいことですよ。
こんなことに気をつけましょう。
- 自治会費(町内会費)は高くないか
- 地域行事は絶対参加かどうか
- ご近所さんにややこしい人がいないか
- 夜中、うるさくないか
地域の特色を知ることで未然に防げるトラブルもあると思います。
特に地方の場合は自治会・町内会の関係は気になりますよね。
中古住宅のメリット④住むまでが早い
中古住宅は新築する場合に比べて実際に入居するまでが早いです。
これのなにがメリットなの?
賃貸の家賃と新居のローンが重なったりしないことですね。
- 契約金
- 着工前の支払い
新築の場合は、建物の計画から契約までが2〜4ヶ月ほど、地盤改良や建物の建築工事で3〜4ヶ月かかりますので、実際に住むまでに半年から1年ほどかかります。また、購入するまでに、契約金や着工金など大きなお金を4回ほどに分けて支払う場合もあります。賃貸で住みながらこれらの大きなお金も準備するのも大きな負担になります。
賃貸の家賃と契約金や着工金などのお金を支払うのは大変ですよね。
大きなお金が動くので、しっかりと貯金をしていかなければなりません。
賃貸に住みながら貯金するのは大変ですよね。
中古住宅のメリット⑤新築に比べて気を遣わない
どういうこと?
新築した先輩に聞いた話ですが、新築は床や壁の傷がとても気になるそうです。
新しい分、傷や汚れが目立ってしまうのですね。
中古であれば、少なからず傷とかはついています。
コップを落としたりしても、気を使いません。
気を使わない = ストレスがたまらない
せっかくのマイホーム。ストレスなく住みたいモノですね。
中古住宅の3つのデメリット
中古住宅にもデメリットあるんじゃない?
確かにあります。でも、そんなに気にならないですよ。
中古住宅のデメリット①改修の時期が早い
新築に比べて、中古住宅はリフォームの時期が早くなります。
でも、新築だって、いつかはリフォームが必要です。
でも、次のことを考えてみてください。
中古物件は価格が抑えられている = 改修費用をためやすい
住宅ローンをギリギリまで借りていると、壁紙が破れた・ドアのガラスが割れたなど、急な不具合に対応できないことが考えられます。
その分、中古住宅は費用を抑えて住むことができるので、改修費用を貯めやすくなります。
また、購入後2年間(または、5年間)は中古住宅瑕疵担保保険に入ることができます。
なんて読むの・・・?
(・・・かしたんぽほけん ですよ。)
これは、売主に義務付けられている保険で、中古住宅に住んで起きた不具合はこれで直してもらうことができます。
中古住宅のデメリット②設備が古い
築年数に従って、次の設備が古くなっているかもしれません。
- 調理器具(ガスコンロ・IH)
- 給湯器
- トイレ
購入したときに住まい給付金など国からの手当もあるので、優先順位を決めて交換していく必要があります。
これらもまた、新築でも交換しないといけなくなるモノです。
早いか・遅いかの違いであっていつかは交換しないといけないモノです。
逆に考えると、買ったタイミングで最新の設備に取り替えれることもできますよね。
先ほどと同様に、住宅ローンをギリギリまで借りると、壊れた時に買い換えるお金の工面に苦労します。
中古住宅はタイミングが合わないと買えない
中古住宅を買う上で一番の課題がタイミングです。気に入った住居が出るまで、気長に待たないといけません。また、気に入った住宅がある場合、他の人に取られてしまうことがあるので、早期に決断しなければならないこともあります。しかし、これは新築の場合も気に入った土地が出るまで待たなければならないのと同じです。
マイホームは大きな買い物です。新築の場合も中古の場合もタイミングが重要になります。
中古の住宅購入をおすすめする理由のまとめ
中古の住宅には次の5つのメリットがあります。
- 住宅に購入費用が抑えられる
→月々の住宅ローンが安くできる=余裕を持った生活ができる - 安い費用で人気の校区や便利な場所に住める
→快適な住環境・子供の教育に有利 - 生活環境を事前に知ることができる
→住んでからの失敗がなくなる - 住むまでが早い
→賃貸の家賃と住宅購入にかかる費用が重ならない - 気を遣わず生活ができる
→ストレスがたまらない
中古住宅にはこのようにたくさんのメリットがあります。
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また、若いうちに住宅を購入するのもメリットがたくさんあります。
以上、20代で築15年の中古住宅を買ったとたん(@act_ik)でした。